今年の上海は少し肌寒く小雨混じりのスタートでした。
「展示会日和とは言いにくい天気だな」と思いながら会場へ向かいましたが、
中に入るとその印象は一瞬で吹き飛びます。――会場の熱気がすごい。

さて、今回のCHINAPLAS 2026。
開催地は上海・国家会展中心(NECC)。
まずはとにかく会場規模が大きい!
展示面積:約38万㎡超
出展企業:約5,000社以上
来場者数:35万人以上(専門来場者)

今回の展示会は、前回の2025年の深セン展と比較して
来場者数が+26.11%とかなり増えたそうです。
さらに国際化が進んでおり海外からの来場者はアジア圏にとどまらず、
エジプト、タンザニア、ケニア、アルゼンチン、コロンビア、スペイン、ポーランドなど、
これまで以上に多様な地域から参加していたようです。
タンザニアの方とアフリカのプラスチック実情について交流しました

ただ、今回強く印象に残ったのは規模や国際性だけではありません。
会場の空気が明らかに違っていました。
ホルムズ海峡の事実上の封鎖など中東情勢の影響から原油・ナフサ供給への懸念が高まる中、
原料商社のブースには人が殺到していました。
実際の現場では、
・パンフレットを途中で配り切る
・名刺も無くなる
といった光景が見られ、
来場者の「とにかく情報を押さえたい」という切迫感が伝わってきていました。



もうひとつの大きなテーマが電力コストです。
電気料金の上昇を背景に省エネ設備への関心が非常に高まり、
中には「電力消費を半減できる」とうたう設備も登場しています。
単なる技術展示ではなく“コスト削減=競争力”という現実に直結した提案が目立ちました。


そして最終日。
機械メーカーに招待していただき、張家港の工場見学へ。
展示会では見えない実際の生産現場を見ることで、
設備の完成度や運用状況も確認でき非常に有意義な内容となりました。
押出機 パレット粉砕機(正面) パレット粉砕機(裏面)



その帰り空港へ向かう車でちょっとした驚きが・・・
乗ったEV車にマッサージ機能が搭載されているという…。

移動時間の快適性まで進化している点に中国のスピード感を改めて感じました。
来年はどんな変化が起きるのか。
すでに次回が楽しみです。







